良かった住宅設備 風呂編

 昨年、中古住宅を購入&フルリノベーションして住み始めました。その中で浴室も一新しました。LIXIL の「アライズ」という製品です。

 その設備の部分部分で追加料金を払ってグレードアップする選択肢があるんですが、この記事では「グレードアップして良かったな(コスパが良かったな)」と思った所を紹介します。
(ついでに「アライズの標準だけどこれ良いな」と思った所も)

 なお、LIXIL の回し者ではなく、純粋に、これ追加料金払ってグレードアップした価値があったなと感じたものです。読者の方に今後、浴室の改修や私と同じような機会があったら、QoL 上がると思うので検討してみてほしいなと思ったものを紹介するだけの記事です。

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プッシュ排水栓

普通のゴム栓への不満

 実家やこれまで住んだ賃貸の浴槽の排水栓は、ゴム栓でした。よくある、浴槽とチェーンで繋がっているやつですね。古めの設備だとよく使われていると思います。

  • 浴槽洗うときにいちいちチェーンとゴム栓も洗わないといけなくて面倒
  • まれに浴槽のチェーンと繋がっている部分で体がガリッとなって悶絶する
  • 入浴後、チェーンをどこかに引っ掛けてぶら下げないといけないので、そこだけ乾きにくい

など、今思えば地味に鬱陶しいやつでした。でもそんなもんだと思っていました。

こういうやつ。LIXIL の排水栓の商品ページより

プッシュ排水栓はコスパ良し

 排水栓について、追加料金はかかりましたが「プッシュ排水栓」にグレードアップしました。定価だと +¥15,000(実際にはもっと仕入れられたようで、工務店に請求された追加料金は ¥5,250)です。

こういうやつ。浴槽の縁についてるボタンを押し込むだけで排水できる

 先述したゴム栓とチェーン由来の面倒な点は存在しません。水栓部分の掃除は浴槽と一緒に擦るだけですし、浴槽の突起で怪我をすることもなくなります。チェーンを掛ける必要もありません。

 という訳で、長年、どうしようもないと思っていたので流してきたけど地味に嫌いだったものと、おさらばできました。¥5,250 払うだけでこれから何年もストレスが減ることになるので、グレードアップしてよかったと思います。

 ホテルとかの洗面所だとプッシュ式の排水栓はこれまで見かけてたんですが、それまで風呂にこういう排水栓があるということを知らず発想もわかず、この機会に初めて知りました。今思えばなんで知らなかったんだろうと思います…。

プッシュ排水栓の残念なところ

 ただ、不満点が全くないわけでもないです。一点だけあります。

 いつも最後に風呂から出る前には、水が流れない水平な台は、水切りワイパーで水気を切っています。それで、プッシュボタンの周り、水がたまるんですよ……。
 そこだけ盛り上がっているので、水切りワイパーでもキレイに水を切れないんです。

結構頑張って水切りしてもこれぐらいは残ってしまいます。

 カビの原因になりやすいんですが、かと言って毎度拭き取る気も起きず、水切りワイパーでなるべく減らすくらいで諦めています。浴槽の側面に付けるとかは無理だったんですかね?

浴室ドア

 浴室のドアを開き戸にグレードアップしました。これも追加料金出して良かったと感じています。というのも、開閉の音がめっちゃ静かなんですよ。

 浴室の折り戸って、自分がこれまで使ったことあるものは全部本当に開く瞬間に「バキッッッ!!!」っと鳴って本当にうるさいんですよ。うるさくないですか?
 自分で開けるときならまだしも(それでも嫌いでしたが)、扉越しで浴室内の人に話しかけても聞こえないときに、直接話しかけるために開けるときとか、本当にびっくりするんですよね。

 LIXIL の標準は折り戸で、これも例によって開く瞬間にバキッとうるさかったんです。で、オプションとして開き戸もあり、展示場で試したところ、そちらは驚くほど静かに開け閉めできました。
 追加料金は定価だと +¥35,000(実際には ¥12,250)で、ちょっと高い気がしましたが、毎日のことだし…と思い開き戸にしました。今となってはこちらにしてよかったと思います。

 大きい物音が苦手な人には価値アリ。

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その他、標準だけど普通に良かった機能

冷たさを感じにくい床

 床を「キレイサーモフロア」というモノにグレードアップしました。これの良い点は、床に足をつけたとき、冬でも普通よりはヒヤッと感じにくい点です。 冬に浴室の床に立って足裏の温度を一気に奪われるの、地味にストレス強くないですかね? それが減りました。

 お風呂マットを敷けばどんな床でもヒヤッとしないと思いますが、それはそれでマットの置き場所が必要になり、置き場が濡れたままになったりと、別の問題が生じますよね。なのでお風呂マットを使わないで済むという点もメリットだと思いました。

(ただ、今はウチには幼児がおり、膝をついたりして痛いかもしれないので、一時的にお風呂マットは敷いています 笑)

 ちなみに、床の表面に油を弾く成分があることで皮脂が固着しにくく、かつ、スポンジでもしっかり掃除できるくらい溝が浅めになっているため、掃除もしやすいそうです。

洗い場の「くるりんポイ排水口」

 洗い場の排水口って、髪の毛とかがめっちゃたまりますよね。髪の毛も結構絡まって取るの面倒じゃないですが。でもアライズの標準の排水口は、たまった髪の毛とるのめっちゃラクで驚きました。

 どうやら浴槽のお湯流すときに一旦排水口を経由しているようなのですが、そのときに排水口で「渦」が起こるようになっており、それを利用していい感じにゴミをまとめてくれてるようで、排水口のネットに絡まりにくいようです。
 公式的にはネットを取り外してひっくり返すだけで捨てられるみたいですが、私は面倒なのでティッシュでさっ撫でるだけでとれるのでそうしてます。

 気になる方は公式の紹介動画を見てください

 以上です!
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