浴室のボディーソープやシャンプーなどの「ボトル類の位置」にまつわる「面倒さ」には、2 種類あると思っています。
1つ目は「中身を出したいときに遠い」という点。
私は「風呂イスに座って身体を洗う」スタイルなので、身体を傾けて精一杯腕を伸ばしてやっと棚のボトルに届きますが、それはとても面倒です。床に座るスタイルの方も同じで、わざわざ立ち上がらないといけなかったりするともっと面倒ですよね。
「シャワーで立ったまま洗う」スタイルの方も、置き場所の高さが低いと屈まなければならなくて面倒そうです。
2つ目は「ボトル類の底 ＝ 接地面が濡れっぱなしになり、カビが発生しやすい」という点。
ボトルの底って、いつまでも濡れっぱなしですよね。接地面はただでさえ乾きにくいのに、水平面なので水が流れて行かないし、どうしてもそうなってしまいます。そしてその内、ヌルヌルしてきたり、赤カビが生えてきたりして、面倒な掃除が必要になる頻度が増える…。
今回はこれらの浴室の「面倒」を攻略し、QoL を上げる方法・商品を紹介します！
もくじ
前提: 浴室の壁にマグネットは付きますか？
浴室の壁にマグネットが付くか付かないか、それが問題です。あまり古くない浴室はわりと付く作りになっているそうですが、どうでしょうか。
つかない場合は申し訳ありません、今回の記事は今のあなたの役には立てません。
でも、マグネットが使えるとどういうことが出来るのかを知っておくと、将来の住まい探しでそこをチェックポイントにして QoL を上げられるので、読んでみてください。
マグネットで何でも浮かせてしまう
浴室の「物が遠い」・「接地面が濡れっぱなしになってしまう」という悩みはすべて、マグネットを使って壁にくっつけて、浮かせてしまえば解決なんです。
山崎実業が「Tower」というブランドで様々なマグネット商品を出しており、それをいくつか利用しています。実際に使っているものを主に紹介していきます！
ソープディスペンサー
身体を洗うとき、風呂イスや床に座ったまま無理なくソープ類を出したい方も、シャワー派で立ったまま屈まずにソープ類を出したい方も、近くの壁にくっつけておけば万事解決です。
ボトル本体に印字される文字について「BODY SOAP」「SHAMPOO」「CONDITIONER」の 3 種類あります。印字以外は同じです。
とりあえず、これを 3 つ買えばボディソープ・シャンプー・コンディショナーのボトルの位置は攻略完了です。
3 種セットでも販売されていますが、確認できた限りでは「単品×3」と価格が変わらないショップしかありませんでした。
楽天で買うなら、「お買い物マラソン」のときに単品でも送料無料で売ってくれるお店（上記の楽天のリンク先はその一つ）を 3 つ見つけて、別々に買う方がポイント倍率アップ分お得です。
プッシュしてもズレない
ずれたら使い物にならないので当然ではありますが、マグネットがかなり強力で、ソープを出すためにポンプをプッシュする程度の力ではずれません。その点は全く心配せずに使えると思います。
また、ラバーっぽい素材のマグネットなので、浴室の壁に傷を付ける可能性はかなり低いそうです。
ポンプが傾いていてプッシュしやすい
この商品、本当に色んな所が作り込まれていて、その一つがポンプが傾いているところ。
ポンプが垂直だと壁に近く、押そうとする手が壁に当たりやすくなり、押しにくいはずです。そこをちゃんと考慮し、ボトルの天板は傾いており、そこから生えるポンプも傾くことで、手が壁に当たらずに押すことができます。
天板に乗った水が流れていく
上に書いた通り、ボトルの天板は傾いています。そのお陰で、ボトルに水がかかっても、大部分は手前に流れていってくれます。
ある程度残ってはしまうものの、その大部分は手前に集まってくれるので、水切りワイパーを使えば一瞬で水分を切ることができます。
詰め替え作業からの解放
ソープ類の詰め替えって面倒じゃないですか？ 私は面倒なんですよね。
一方で詰め替えるとき、詰め替えパックの中身をなるべく集めて沢山絞り出そうとしてしまうタチです。親指も疲れるし時間かかるし、正直しんどいんですけど……。
でも、この商品なら、面倒な詰め替え作業自体がなくなります。
普通のボトルのように中身を直接注いで使うこともできるのですが、詰替えパックを丸ごとボトルの中に入れることができます！
詰め替えパックから直接ポンプでソープ類を吸い出すことができ、中身を詰め替える作業を省略できます。
ソープが無駄なく使い切れる底面
更に感心したのは、「ボトル内部の底面も斜めになっている」という点！
このお陰で、中身が少なくなってきたときに、端に中身が集まってくれているので、かなりギリギリまでポンプで吸い出せます。本当に考えられていますね。
その他の特徴
細かく分解できて、洗いやすい
たまにはボトル全体を洗浄したいこともありますよね。詰め替えパックが入るほど口が大きい、ということは、ボトルの内部も洗浄しやすいということです。一石二鳥ですね。
それに、ポンプは天板から外すことができ、さらにそれぞれポンプも簡単に分解できるので、それらも洗浄することができます。
（マイナス要素）不良っぽい個体があった
最初私は 3 点セットを購入したんですが、その中の 1 つのボトル（ボディーソープ用）が不良個体だったようで、以下の問題がありました。
- ポンプが引っかかりを感じて硬く、押した後も戻りが遅い
- 水が侵入する（詰め替えパックごと入れているのでボディーソープが薄まることはなかったのですが、中に水が溜まってしまうのは気持ちが悪い）
シャンプー用・コンディショナー用は特に問題なく、ポンプはスムーズに押せましたし、水が侵入することもなく、全く問題ありませんでした。
「引っかかる感じがするのは、ポンプで吸い出す液体の性質によって違ったりするのかな、ボディソープが悪いのかも」と勝手に納得してしまい、10ヶ月間ほど使い続けてしまいました……。
先日、やっぱりおかしいだろ、といい加減我慢ができなくなりました 笑。
さすがに購入から時間が経っていて交換要求はできないので、上の商品リンク先のショップでボディーソープ用のみを単品で購入し直してみました。
新しい方は良品で、ポンプをスムーズに押せて、非常に快適になりました！！！！！
最初に買ったとき、自分に言い聞かせて我慢せず、交換を要求しておけばよかったです……。
ということで、届いたら使う前にまず、3 種類ともポンプがスムーズに押せて、スムーズに戻っていくかは確認した方が良いです。使う前に不良個体がないか見ておきましょう。
チューブ／ボトルホルダー
ここまででボディソープ・シャンプー・コンディショナーは OK として、洗顔料も使いますよね。その置き場所を攻略しましょう。
私はポンプ式で泡が出てくるタイプの「パーフェクトホイップ」という洗顔料を使っています。泡タイプの洗顔料は正規品のポンプでないと泡立ちが悪くなったりするかもしれなかったので、こちらのチューブ＆ボトルホルダーを購入しました。
ポンプ容器だけでなく、チューブタイプの容器に入った洗顔料にも使えます。容器との接点が非常に少ないので、同じく水が溜まったりする心配はほぼなく、宙に浮かせて使うことができます。
注意点としては、こちらは上記で紹介したソープディスペンサーほどは張り付きが強くない、ということです。マグネット自体の面積が小さいため、ポンプを押せる丁度良い力で押すなら問題ないですが、力を入れすぎてしまうとズレてしまいやすいです。注意しましょう。
もちろん、このホルダーの内寸に、お使いの洗顔料の容器が収まるかは事前に測ってから注文しましょう。
なお、ホルダーが 2 つ付いているダブルバージョンもあるようです。チューブが複数ある方はこちらもよさそうです。
ボトル類の攻略、完了
ということで、私が風呂で身体洗う際に使うソープ類の 4 つの置き場所は、こんな感じで攻略しました！
他の「浮かせる」浴室マグネット商品
番外編として、他にも「浮かせる」浴室マグネット商品があるので、実際に使っているものを軽く紹介します。
スマホ・タブレットホルダー
浴室で体を洗いながら音楽や YouTube 動画を聴いたりする人にオススメです。
2つの L 字のパーツで一対となった商品で、スマホからタブレットまで壁に固定することができます。また、2 つのパーツの配置の仕方によって、縦置きにも横置きにも対応できます。
マグネットも強力で、スマホの重みでずれることは無いので安心して使えます。
色んな大きさのスマホやタブレットに対応できるので汎用性が高いです。
浴槽の近くの壁につければ、タブレットで動画を再生し、湯船に浸かりながらゆっくりと視聴したりもできますよ。
フック
浴室の掃除用具などの置き場も浮かせると便利です。しっかり強力なので、こちらもぶら下げたものの重みでずれることはそうそう無いはず。
まとめ
- 浴室の壁にマグネットが付くと QoL を上げられる！ 要チェック
- ボトル類だけでなく、なんでもかんでも浮かせてしまおう！
私自身も次は風呂イスが課題なのでそれを浮かせる商品も買おうと思っています。
以上です！
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