「赤ちゃんを抱く腕のしんどさ」攻略

 赤ちゃんが小さい間は特に、抱っこする機会は多いです。

 ちょっと一緒に移動するだけなら多少重くても直ぐに終わるのでまだ良いですが、寝かしつけ・グズるなどで暫くの間、抱っこし続けないといけないことはあります。

 10kg 前後ともなってくると、数分でも結構キツいですし、なかなか寝てくれないときは何十分も抱っこし続けないといけないこともあり、さすがに腕が悲鳴をあげます。つらいですよね。

 その対処法としては「抱っこ紐」が割とメジャーかもしれません。これを使えば、手を使わなくても抱っこし続けられて便利です。我が家でも「エルゴベビー」や「コニー」の抱っこ紐は買いました。

 でも実際に買ってみると、抱っこ紐にも欠点があるなぁと感じました。「着脱が面倒くさい」…
 長時間の抱っこが確定するようなときは有用ですが、家の中で「ちょっとで済むのか、数分・数十分と抱っこをすることになるのか分からない」ようなときには、私は抱っこ紐を使う気になれませんでした

 装着にはまず腰ベルトを巻いて、赤ちゃんをベルトまで抱き寄せたまま、苦しくないか気をつけながら腕を通して紐の長さを調整し、背中のバックルを留めて、……と使うまでの工程が多いです。
 外すのも同様に面倒くさく、しかも赤ちゃんが寝ていたら、起こさずに下ろすのは至難の業です。

 そこで、「両腕は空かなくてもいいけど、抱くよりは圧倒的に楽で着脱も簡単」な良いアイテムはないか、と探したんですが……ありました!

 ということで今回は、「気軽に着脱でき、抱っこし続ける負担も軽減できる」という、我が家で愛用している子育て必須アイテムを紹介し、上記のお悩みを攻略して QoL を上げます!

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アンサー: 「ヒップシート」

 「気軽に着脱でき、抱っこし続ける負担も軽減できる」、子育て QoL 爆上がりアイテムは「ヒップシート」です。腰に巻くベルトから赤ちゃんを乗せるための台が生えている商品です。

 商品により多少装着方法は違うと思いますが、ベルトを腰に巻けば装着完了です!

 あとは赤ちゃんを台に載せて、落ちないように片腕を添えてそっと支えるだけで OK です。抱っこするよりも腕のつらさが圧倒的に少なくなります。

「ケラッタ」のヒップシート

 我が家が購入したのは「ケラッタ」ブランドのヒップシート

 子供がまだ月齢4ヶ月ほどの頃に購入し、月齢13ヶ月(10kg)ほどになった今でも、毎日使っています。使いすぎて結構ボロくなってきました。笑
 でも 20kg(3-36ヶ月)まで使えるとのことなので、壊れなければ長く使えそうです。

 バリエーションとして、大きく分けて、抱っこの補助装備として使うための「単体タイプ」と、抱っこ紐としても使えるタイプの2種類があります。

単体タイプ

 赤ちゃんを乗せるシートと一体になった腰のベルトのみの商品です。

 シートに赤ちゃんを上に乗せて、片腕で支えるようにして使うもので、抱っこ紐のようには使えず機能が少ない分、もう一方のバリエーションの価格より ¥1,000 近く安いです。

 抱っこ紐は既に持っていたので、我が家ではこちらを買いました。

 装着にはまず、腰より上のくびれ部分にベルトをマジックテープで留めて巻きます。そしてベルトに別途付いているバックルを留めれば、装着完了です。

 私は朝、寝起きざまに2階から1階へ赤ちゃんを下ろすときに使っています。
 寝ぼけ眼でもサッと装着でき、普通に抱っこするよりも楽な上、空いている片手で手すりをしっかり掴めるので、少しの間でも安心して階段を移動できます。

 また、うちの子は寝かし付けは抱っこしながらでないとダメなので、お昼寝・就寝時にもよく使っています。
 ヒップシートがなかったら、今頃腕はおかしくなっていたかもしれません。本当に 笑

Amazon 商品ページより転載)

ちょっとしたポーチにもなる

 シートはファスナーで開くようになっており、ポーチとして中に少しなら物が入ります。家の中だけでなく、ちょっと外出するのにも使えますね。

余談:商品が改良リニューアルされた?

 Amazon の単体タイプの見た目(上に貼った画像)が、我が家で購入したもの(シートの座る部分が茶色い)と違っていました。一方、楽天では今でも私の手元にあるのと同じ商品の写真です。

 想像するに、商品が改良・リニューアルされており、楽天ではまだそれが反映されていないだけな気がします。なので、買うなら Amazon の方がより新しいものになっていて良いかもしれません。

 ただ、手元にある楽天であった旧式(と思われるもの)には、単体タイプにもちょっとした肩紐が付いていました。シートと肩紐をつなげるバックルがあり、それを使えば腰だけでなく肩でも支えるためのものですね。
 Amazon の単体タイプのページには肩紐についての言及がなかったので、もしかすると廃止されたのかもしれません。

抱っこ紐としても使えるタイプ

 単体タイプと違い、シート部分にバックルとファスナーが付いており、その部分を抱っこ紐として使うためのパーツとつながっていて、「抱っこ紐」として使えます。

 抱っこ紐として使うために必要なパーツは付け外し可能なので、分離すれば、単体タイプと同じように、載せるだけの抱っこ補助装備としても使える訳ですね。

Amazon 商品ページより転載)

 抱っこ紐をまだ持っていない人は、とりあえずこちらを買うのが良いかもしれません。

 また、使用方法を読む限り、抱っこ紐としても、他の抱っこ紐より装着が楽そうな気がします。
 一般的な抱っこ紐は袋状になっているので、赤ちゃんを抱えながら装着しないといけません。
 一方ケラッタの抱っこ紐としても使えるタイプは、まず赤ちゃんをシートの上に置けるので、落ちないように片腕を背中にそっと添えておくだけで良いので、残りの装着手順を楽にこなせそうです。

楽天の商品ページより転載)
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使っているところ

 こんな感じで使っています。

後ろ抱き
前抱きでも OK

 私は楽天でこの旧型(?)を ¥2,280 で購入したのですが、たったそれだけのお金で、腕のしんどさを大幅に軽減したり、一般的な抱っこ紐の装着の面倒さを回避できたことを考えると、とっくに元は取れたなーと思っています。QoL が上がる良い買い物をしました😍

 必ずしもこのケラッタの商品である必要はないかもしれませんが、少なくとも小さい赤ちゃんがいる家庭で「ヒップシート」の導入で QoL が上がることは間違いないと確信しています! ぜひいかがでしょうか?

まとめ: 小さい赤ちゃんのいる家庭では「手軽に装着・腕の負担を軽減」できる「ヒップシート」を導入しよう

  • 小さい赤ちゃんがいて、何かと抱っこする機会が多い家庭では、「ヒップシート」の導入がオススメ
    • 普通に抱っこはサッとできる代わりに腕の負担が大きすぎる
    • 一般的な「抱っこ紐」は一度装着できればかなり楽になるが、着脱が面倒というデメリットがある
  • 「ヒップシート」なら、これらの中間の「手軽に装着・腕の負担が大幅軽減」というメリットが得られる

 以上です!
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