【リモートワークのススメ】色んなリモートワーク

 今回も QoL を爆上げしてくれる働き方「リモートワーク」についての記事です。
 前回の QoL のメリットを全面に押し出した記事はこちら!

この前回の記事を未読の方は、当記事よりも先に読むことをオススメします。当記事の内容は、前回の記事を踏まえております。

 「リモートワーク」と一口に言っても、実は色んなバリエーションがあります。

 前職・現職で実際に2社経験してみたり、友人との会話の中で他社の話を聴いたりしてみると、実際には会社によって違いがあるんだなー、と思った点がいくつもありました。

 いざリモートワークが出来る会社に転職が決まって「やったー!」と思っていたら、「思っていたのとちょっと違う……」となるのは残念です。

 なので、「リモートワークのこの要素ってこういうバリエーションがあるんだ」と知っておく必要があるのではないかと私は思います。
 そうすれば、選考過程でその会社はどんなやり方をしているのかを、それとなく確認することができ、入社後のギャップを防ぐことができるでしょう。

 ということで、今回は「色んなリモートワーク」について紹介します。

 前回の記事を見てリモートワークを得られる環境を求めて動きだし、転職できて実際に働きだしたら「思っていたリモートワークとは違う……」とミスマッチが起こってしまう人が、今回の記事を読んでいたことで少しでも減ると嬉しいです。

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色んなリモートワーク

【通話のスタイル・頻度】必要に応じて vs. 繋ぎっぱなし

必要に応じて

 リモートワークというと、基本的には黙々と仕事に取り組んで、リアルタイムの音声コミュニケーションが必要なときにだけビデオ通話する、というイメージの方が多いかもしれません。
 実際、人の話を聴いていると、割とこっちの話であることが多いように思います。

 ただ、一口に「必要に応じて」通話、といっても、会社・部署・人によって「通話が必要」と認識するハードルが違い、通話の頻度はその影響を受けます

 口頭ベースのコミュニケーションに慣れ親しんでいる人が多いと、割とすぐ通話になるでしょう。個人的には、日本全体でみると恐らくそれが多数派な気がします。でもエンジニアとかだとそうでもないかもしれません。

 一方で、基本的には滅多に通話をせず、ほとんどのやり取りをチャットツールで済ませるチームの場合もあります。
(私の現職がそんな感じで、数週間に1回程度、チームメンバーの業務の近況報告ミーティングでやるくらいしか機会がないです)

ビデオ通話 or 音声のみの通話

 通話する場合、一般的にはカメラありで「ビデオ通話」し、互いの顔を見ながら話をすると思います。

 一方で、通話する場合でもカメラはオフで大丈夫、という会社もあります。というか、私の現職がそうです。

 現職までは「ビデオ通話するもの」という思い込みがあり、その発想すらなかったのですが、映像なしでいいのは本当にめちゃくちゃ楽で素晴らしいです。
 単純に気が楽です! 寝癖ついててもでも寝間着でも OK 。

繋ぎっぱなし

 「ビデオ通話を常時繋ぎっぱなし」という形式のリモートワークもあります。というか、私の前職がそうでした。

 全員、各自の映像を Web カメラで撮影したものをずっと表示させ合いっぱなしで、音声は基本ミュート、用があるときだけミュートを解除して話しかけて会話、という感じです。

 映像の送受信は通信量が多くなるので、人数が少なく、チームメンバー全員が固定回線を家に敷いている場合ならでは、かもしれません。

 この場合のコミュニケーションは、当然、必要に応じてミュートを解除し、口頭ベースで行うことになりがちです。

 また、私がそうなのですが、視界の端に人間の顔があって動いていると、それだけで気が散るのもマイナスポイント。

 それと自分自身も、油断してあくび・鼻ほじり・ウトウトなどをしていると、そのアホ面も見られ得るので、そういう点でも気楽さがありません。

 「空間的には違うところにいるけど、同じ場所で仕事をしている」ような感覚です。良くも悪くも、気が休まりません。

独り言配信問題

 ちなみに、常時繋ぎっぱなしということは、再ミュートし忘れによる「独り言配信」問題が生じる危険性が高くなります。

常にミュートかどうかを気にしましょう…

 たまに誰も聴いていないからといって「オピョーー」などと奇声を発したくなる癖のある人は気をつけてください。社会的に終わります。
 その他、一人だと、仕事に関係する愚痴っぽい独り言が出がちな人も要注意です。これもかなり気まずくなります。

自分にとって心地良いコミュニケーション方法を認識しておこう

 口頭ベースのコミュニケーションが得意・好きな方にとっては、ビデオ通話の頻度が高いのは相性が良いでしょうが、私のような口頭ベースのやり取りが苦手な人にとっては逆にしんどいと思います。

 自分はどちらが心地良いのかを把握しておき、選考の過程では、どういったときに・どんな頻度で通話するのか、などを確認しておいた方がいいかもしれません。

【出社の頻度】フルリモートワーク vs. 週に何日かだけ

 「頻度」にも違いがあります。

 「完全に毎日リモートワーク、出社することがない(というか、オフィスがそもそも無い会社すらある)」、という「フルリモートワーク」が出来る会社もあれば、そうではない会社もあります。

 「基本リモートワークだけどオフィスはあって必要に応じて」、といった場合や、曜日で決まっていたりする場合もあるでしょう。

 なので募集要項などで「リモートワーク制度あり」と言っているだけだと、確認するまではフルリモートワークできるのか、そうでないのか、心配が残ります。注目し、わからなければ選考の過程で質問しましょう。

 逆に、オフィスが無い(もしくは一応あるけども、会社機能として最低限のものしかなく仕事するための場所ではない)場合、フルリモートワークである可能性が高いです(客先常駐とかでなければ)

まとめ: 「リモートワーク」といっても、通話や出社の頻度は会社やチームによって異なる

  • 「通話のスタイル」としては、「必要に応じて通話」と「基本常時接続」がある
    • また、カメラで自分の姿を相手に見せる/見せないかもある
    • 「必要に応じて通話」の場合、「通話の頻度」は、会社やチームの人によってまちまち。選考過程でどんな感じか確認しておいたほうがいいかも
  • 「出社の頻度」としては、完全に毎日リモートワークである「フルリモートワーク」もあれば、「必要に応じて出社」という場合もある
    • 「必要に応じて出社」といっても、滅多に出社することがない場合もあれば、週に何日かは出社しなければならないなど、頻度は色々
  • 自分がどれくらいリモートワークを望んでいるか(とにかく基本リモートワークとしたいのか、ちょくちょく出社程度なら構わないのか)」、また、「自分にとって心地よいコミュニケーション方法は、文字ベース・口頭ベースどちらなのか」、を把握し、選考過程で自分に合っているかは確認しておくと、入社後にギャップが減らせる

 次回は「リモートワークの注意点」について書こうと思いますので、そちらもぜひ宜しくおねがいします!

 以上です!
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