今回は、夜になかなか寝つけなくて困っている方のために、スッと寝つける最強の睡眠法を紹介します。
私自身、昔はたまに考え事をぐるぐるしてしまって中々寝つけない日があったりしたのですが、この睡眠法を知ってからは寝たいのに寝つけずに時間が過ぎていくことが全く無くなりました。ぜひ試してみたください。
※何らかの睡眠障害を診断されている方に対しても効果を発揮できるものかどうか、という知見は発症したことはないためありません。予めご了承ください
もくじ
最強の睡眠法「認知シャッフル」
その睡眠法とは「認知シャッフル睡眠法」です。
これは、カナダの認知科学者「Luc P. Beaudoin (リュック・ボードワン)」博士が考案された睡眠法で、本来英語で「The Cognitive Shuffle」と名付けられています。
脳の活動内容と眠りの仕組みに着目したあることを行うことで、脳を眠りやすい状態に誘導する方法です。
やり方
英語得意な方はご本人の解説を…
英語がしっかり聞き取れる方は、下手に私が説明するよりは(おそらく)ご本人が解説されている動画を見た方が良いかもしれません 笑。そうでない方は次へどうぞ。
日本語でざっくり説明
端的に言えば「脈絡のない様々なモノのイメージを(しっかりと)次々と連想」し続けるだけです。そうしていると、脳は眠りやすい状態になり、いつの間にか眠りに落ちてしまいます。
「様々なモノ」をもう少し説明すると、物・人・場所・場面・行動などです。ネガティブなものは避けた方が良いようですが、それ以外なら具体的なイメージがわくものなら何でもいいです。
具体例
「ざっくりとは分かったけど、結局どうすればいいの?」という感じでしょうから、具体例を挙げます。
- (ペットの名前でも、好きな芸能人やゲームタイトルでも)何でも良いので簡単な単語を思い浮かべる
→ 大好きなゲーム「スマブラDX」 - その単語の1文字目(「ス」)から始まる「単語」と「そのイメージ」を次々と、思いつかなくなるまで思い浮かべる
→「🍉すいか(&頭の中でスイカのイメージを思い浮かべる)」
→「🐧Suica(交通系 IC のカードやキャラクターのペンギンをイメージ)」
→「📘スケッチブック(&そのイメージ)」…… - 思いつかなくなったら、次の文字(「マ」)から始まる「単語」と「そのイメージ」
→「マッサージ(&そのイメージ)」
→「舞妓さん(&そのイメージ)」…… - 思いつかなくなったら、次の文字(「ブ」)…
そのうち寝ています(本当に)。
※ネガティブ・緊張してしまうようなものは、脳を眠れない状態にしてしまうので避けましょう
よく紹介されるのはこんな感じのやり方です。
ただ個人的には、別に几帳面に最初に思い浮かべた単語の1文字目、2文字目とかである必要はないと思っています。「しりとり形式で次に連想する文字を決める」のようにしたときも、個人的には効果に差はなかったように感じます。
とにかく、脈略のない雑多なものを次々とイメージしていけば良いのです。
そもそもなぜ眠れないのか
上に貼ったリュック・ボードワン博士の YouTube 動画から、逆になぜ眠れないかというのが書いてあったのでそれを抽出しました。
人の目を覚まさせるもの
- 計画・問題解決・決断・心配事
- 反芻思考・ストレス要因・懸念・問題・目標などに関する「雑念」
- 睡眠について考える・心配する
- なんとか寝ようとする
- 時計を見る
こういったものが目が覚めた状態にしてしまうそうです。実際、私自身も眠れなかったときは何かについて考えたりしていたときだったりしたので、その通りだと思います。
認知シャッフルを行っていたら、色んな単語を思い浮かべ、脳でそれをイメージしてその映像を映し出さないといけません。しかも次々と。
人の脳は複数のことを完全に同時には行えないと思うので、認知シャッフルを行うことで良い感じに気が散って、上記の「目を覚まさせる」考え事・心配事・未来のことなどを考える余地がなくなる訳ですね。
まとめ: 床についたら「認知シャッフル」しよう
- 簡単な単語を思い浮かべ、その一文字目から始まる様々な単語とその映像をイメージすることを次々と行う
- その文字から始まる単語が出てこなくなったら、次の文字で同じことを行う、というのを繰り返す
- あなたはいつのまにか、眠りに落ちている
以上です!
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